鉄道車輌事業部は、日本の主要な交通動脈である新幹線を含む鉄道車両の設計を担っています。
30年以上にわたり、新幹線、特急車両、通勤車両の車体、内装、床下、運転室の設計に携わり、安全性、快適性、環境性を重視した設計を実施しています。
東海サンユーテクノスは、鉄道車両における車体、艤装両分野の設計に対応していますが、中でも得意とするのが、「艤装設計全般」です。車両の電源装置や制御装置、客席スペースといった設備や各種機器の仕様・要目を決め、配管・配線ルートを設計。これらの技術は、機能と美観を兼ね備えたプロフェッショナルなアプローチで行われます。
技術事例
「車体及び、艤装設計全般」
車両メーカーで計画・基本設計を経て、弊社で詳細設計・製作設計の依頼を受注しています。
詳細設計ではメンテナンス等の取扱いや施工時の作業性、コストなどを考慮し、
車体の場合は骨組形状や空調スペースなどを、艤装の場合は機器配置や配線ルートなどを客先との打ち合わせを繰り返しながら設計していきます。
製作設計では実際にものを作るための図面を作成します。製作図納品後も製造中の不具合などに対応しております。
幅広い分野で臨機応変に対応できる多様性を持ち、特に床下・運転室作業において多くの実績を誇ります。
鉄道車両設計に30年以上携わり、専門性と経験を有しています。
安全・安心・快適な乗り心地を最優先し、最新の材料や技術を用いた設計を実施します。
地球温暖化やエネルギー問題への対応を重視し、省エネルギーや低騒音など環境性の高い設計を行っています。
30年間で150形式以上の車両の設計に携わり、多くの車両が社会で活躍しています。
PROJECT. 01
Client
大手鉄道車両メーカー
大まかな配置等の基本設計をメーカーで終えた後、配線の流れやメンテスペースなどを考慮して取付金形状や最終的な配置を弊社にて設計しました。両数はもちろん配置パターンも多かったため複数の技術者で対応し、設計コンセプトを合わせるなどチームで動く当社の強みを発揮できました。外注で参入する多くの企業さんは個人事業が多くチームで動けるところが少ない中、当社はチーム単位で取り組め、増員も可能です。大規模案件の相談がしやすいとの声を多数いただいております。
PROJECT. 02
Client
大手鉄道車両メーカー
床下配管の全交換などの大規模な改造工事でした。しかしながら弊社には20年以上鉄道車両設計に携わっている社員もいるため、配管ルート決めなど過去の経験からの助言等によって無事完了することができました。
PROJECT. 03
Client
大手鉄道車両メーカー
乗務員室の基本設計は初めてに近いことでしたが、今まで培った経験や部内で乗務員室の経験がある方と一緒に作業することで助言等をいただき対応することができました。お客様からは「鉄道設計は独特なところがあり、経験値の差が作業の良し悪しに大きく出る分野。貴社は経験のある人員がおり、定期的に新入社員も入るので継続して作業がお願いしやすい」という声をいただきました。
